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富士フイルム X-H2S・X-H2が大型アップデート! 録画中のタリー表示やAF自動追従性能向上など

富士フイルム X-H2SとX-H2がファームウェアバージョン4.00にアップデートされました。

X-H2Sのほうが先行して4月11日よりアップデートが配信されていましたが、4月25日にX-H2のほうにもアップデートが降りてきましたので、実際にアップデートして改善点をみていきましょう。

X-H2Sのほうがバージョン6.00、X-H2のほうがバージョン4.00になりました。X-H2Sのほうが先に発売された製品ですし、アップデートスパンも早いので数字に差がありますが、6.00も4.00も内容は一緒のようです。

アップデートされて変わったところ

タリーランプがつくようになった

動画を回したときに画面の縁に赤いタリーランプが表示されるようになりました。これで録画されているかどうかが一目でわかりますし、回したはずなのに回ってなかった! という凡ミスも防げるはずです。

録画を開始したときの開始終了音を出せるようになった

細かい配慮ですが、録画を開始、終了したかどうかが音で判別できるようになりました。むしろ今までなかったのかとさえ思いますが、設定すると結構大きな音で“ポーン”という音が鳴るようになりました。

録画開始前のセルフタイマーを設定できるようになった

シャッターボタンを全押ししてから、録画が開始されるまでのセルフタイマーが設定できるようになりました。

「FUJIFILM XApp」との連携強化

「FUJIFILM XApp」の「機材」管理機能で、接続しているカメラのシャッター回数やバッテリーの劣化度がわかるようになりました。長く使っているとどうしても劣化してしまうシャッター機構やバッテリー。修理の目安がわかりやすくなるのも便利になりました。

動画撮影時のピント合わせに「ワイド/トラッキング」が追加

動画撮影時のAFモードでワイド/トラッキングにすると、フォーカスモードがAF-Cのときに画面をタッチすれば、被写体を自動で追尾します。AF-Sのときはピントを合わせる被写体をカメラが自動的に選びます。

設定メニューからもファームウェアアップデートができるように

いままでアップデートを行うときはDISP/Backボタンを押しながら電源を入れるという手順を踏んでいましたが、起動したあとで設定メニューからもファームウェアアップデートを選べるようになりました。

この他にもこまかな修正が含まれたアップデートになっています。今回のアップデートはかなり動画に特化したアップデートでした。先日のX Summitで予告されてた新フィルムシミュレーションREALA ACE搭載はまだのようですね。

カメラをお持ちの方はぜひアップデートをしてみてください。
弊社でレンタルいただくとアップデート済のものをお渡しいたします。

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