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OM-1 Mark IIの新機能ライブGND紹介|風景写真撮影に便利

OM SYSTEMから満を持して登場したOM-1 Mark II
前モデルから様々な機能向上がありますが、今回はその中でも注目の新機能ライブGNDをご紹介したいと思います!

これ、風景やスナップ写真を撮る人には結構便利な機能なのでお勧めですよ!
そして、Mark IIからはメーカーロゴが「OM SYSTEM」に変わりました。うーん、かっこいいですね!

GNDとは

GNDは「グラデーションND」の略で、ハーフNDと呼ばれることもあります。
通常のNDフィルターが均一に露出を下げるのに対し、グラデーションNDは図のように半分だけ露出を下げるNDフィルターとなります。


例えば風景写真を撮影する時、明暗差の大きいシーンではどちらかに露出を合わせるとどちらかの露出が合わなくなってしまい、見た目通りの写真に仕上がる事が難しい場合があります。


そんな時グラデーションNDを使って、半分だけ露出を変えてしまうのです。
通常はガラスのフィルターで半分だけ露出を下げるのですが、ライブGND機能はそれをカメラ内の処理でやってしまおうというのです。


OLYMPUS時代からそうですが、こういう飛び道具的な機能を搭載するところが、OM SYSTEMの魅力ですよね。

“ライブ”だからこそ使いやすい

この機能、実際のところは露出の違う写真をカメラ内で合成処理しているようです。
シャッターを切ると処理時間がかかるので、おそらくその際にカメラ内で合成をしているのでしょう。
しかし、この機能のすごいところはライブGNDであることです。
ライブ、つまり撮影中リアルタイムで合成したイメージが画面に映っているので、合成具合を確認しながら撮影できるのです。

このようにGNDは角度、範囲を調整でき、濃さやフィルタータイプも選ぶことができます。


ライブGNDで撮影するときは、まず暗い側に露出を合わせて、明るい方を露出オーバーにして撮りましょう。
露出オーバーしている方にはND効果で露出の低い画像が合成されますので、心配は無用です。


GNDを利用すると露出の偏りが減って、いい具合に仕上がっていて綺麗ですね。

すごいのは、この写真は全部手持ちで撮っているのです。
カメラ内で2枚の写真が合成処理されているはずなので、手持ちだとわずかな位置ずれや被写体ずれが起きそうですが、ぱっと見る限りでは分かりません。

OM-1 Mark IIの強力な手振れ補正と、カメラ内の合成処理がすごいのでしょうか。
こうした合成系の機能は基本的には静止被写体向けなので、動く被写体を撮ると合成のズレが出てしまう可能性がありますが、今回のような動きの少ない被写体の撮影ではこの通り手持ち撮影でも気になることはありませんでした。

ただし、合成具合を誤ると下のように不自然な写真になることもあるので要注意です。


青空を見せようと左上方向にGNDをかけたところ、極端に暗くなってしまったのと、建物にもND効果が重なってしまっていました。
特に左側の建物は暗く潰れてしまっていますね。
NDの濃さや位置がうまく合う事、境界部分は直線ラインになるので、直線で分けられる風景じゃないとうまく合わないので、そこは要注意ですね。

まとめ

今回は撮影をしながら露出の調整に役立つライブGNDをご紹介しましたが、いかがでしょう。
もちろん、RAWで撮って後から現像ソフトで露出を調整する。という方法もあります。
しかし、RAWデータは重たいですし、ライブGNDならその場でバランスの取れた写真が撮れるので、やっぱりその場でいい写真が撮れるのはとても気分がいいです。

また、RAW現像をする場合でも、ライブGND写真自体もRAW記録ができるので、露出の合っていないRAWデータを無理やり調整するより、ある程度露出の合ったライブGNDのRAWから現像した方が大幅な調整が不要になる為、画質劣化を防ぐ効果があるかもしれません。

こうした飛び道具が楽しめるのも魅力なOM-1 Mark II。
少しでもご興味あれば、まずは是非レンタルでお試しください!

☆今回使用した機材☆

OM SYSTEM OM-1 Mark II(ボディのみ)
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-200mm F3.5-6.3

ABOUT ME
Coyote
テレビCMの元オフラインエディター。 映像機材のレンタル屋さんとして、映像に関する事はプロであれ!を信条に出来ることは何でも取り組んでます。 PENTAXを愛用して16年。 低シェア故に輝ける周りと被らない個性が大好き!
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