ミラーレス

富士フイルム X-S20は旅行のお供に絶好のカメラ

今回は、使いやすくて高性能とコスパ最強の噂が名高い富士フイルム X-S20を小旅行のお供にしてみました!

富士フイルムのミラーレスカメラはコンセプトごとにシリーズが分かれていて、X-Tシリーズ、Eシリーズなど種類が沢山ありますが、どれを使ったらいいか分からない!そんな方に是非お勧めしたいカメラですよ!

エントリーとハイエンドを兼ね備えたコスパミドルクラス

富士フイルムのいくつかのモデルにはシャッタースピードやISO感度などを調整するアナログダイヤルが搭載されており、これが富士フイルムのカメラのイメージとして先行している人も多いかと思います。

このX-T5のようなダイヤルは富士フイルムのカメラの大きな魅力でもあり、他社ユーザーや初心者からみると「難しそう」と感じるポイントかもしれません。

しかし、X-S20は撮影モードを切り替えるモードダイヤルやフィルムシミュレーションを切り替えるファンクションダイヤルと、シンプルなボタンやダイヤルしかないので、初心者や他社ユーザーでも扱いやすいのがポイントです。

しかもエントリー向けかと思いきや、上位モデルのX-T4と同じセンサー(X-Trans CMOS 4)や最新のX-T5と同じ画像処理エンジン(X-Processor 5)、最新の被写体認識(人、乗り物、動物等)AF、大容量バッテリーなどの上位機に匹敵する撮影機能が搭載されていて、エントリーモデルと上位モデルのいいところをバランスよく組み込んだミドルクラスカメラとなっています。

カメラを持って出かけてみた

早速、カバンに入れてレッツお出かけ!

本体サイズは127.7mm×85.1mm×65.4mm。重さは約491g(バッテリー、メモリーカード含む)と、軽量コンパクトなのがいいですね!
かさばらず、ちょっとした遠出でも荷物になりません。
今回はXF33mmF1.4 R LM WRをお供にします。
いつも思うのですが、富士フイルムのカメラはデザインがカメラらしくてかっこいいですよね。
特に単焦点レンズとの組み合わせは抜群です。

なんでもいいから撮りたくなる

この言い方は不適切かもしれませんが、良いカメラを持つと何てことない物でもとりあえず撮ってみたくなります。
スマホのカメラではそういった気持ちにはならないので、こういう何てことない物を撮りたくなる=気分が高揚するいいカメラだと思っています。
X-S20のコンパクトさはカメラを取り出すことが億劫にならないので、つい無駄に撮ってしまいます。(誉め言葉)

伝統的な『記憶に残る』思い出の色づくり

旅先で美味しい料理が出てくると写真を撮りたくなりますよね。

もちろんスマホでも撮れますが、やっぱりカメラで撮った方が立体感や色、ボケ等綺麗に撮れます。
特に富士フイルムの色といえば、フィルムのような色合いのフィルムシミュレーションが有名ですよね。
フィルムシミュレーションで撮影すると、思い出のフィルム写真のような色味になるので、今回撮った写真も、家に帰って見返してみた時に「夏休み」を振り返るような懐かしさを感じました。
こういう見返した時に感じる印象ってとても大事だと思います。

スマホでもデジタルフィルターでフィルムっぽい加工が流行ってますが、フィルムシミュレーションの色合いはやはり別格ですね。

そんなフィルムシミュレーション、X-S20なら本体上部(左側)のファンクションダイヤルで簡単に切り替えられるので、いちいちメニューを開かなくても自分の好奇心に即座に応えてくれます。
道中、お団子屋さんで美味しそうな団子が売れらていたので1本購入したのですが、お皿がなくてそのまま手渡しでした。
でも、カメラが軽いお陰で片手で団子、片手でカメラで写真を撮っても全然問題なし。
旅行中荷物が多いと、重たい一眼レフや上位モデルのミラーレス機ではこういう撮影は手が疲れてしまうのですが、X-S20は軽量なので片手撮影なども気軽にできちゃいます。
そして、個人的に感じる富士フィルムの色のポイントとしては「緑色がきれい」という点です。
風景を撮る時、緑がきれいだといい写真だなと感じます。
富士フイルムの緑は鮮やかで、でもきつすぎないちょうどいい色味で、旅先の美しい風景を撮るのに良いですよ。
新緑のこの季節には尚更です。色が綺麗だと思い出が強まるという事がよく分かります。

まとめ

今回使ってみて、X-S20はまさに富士フイルムミラーレス機の入り口として最適なカメラだと感じました。
初心者向けのシンプルな操作性なのに中身は上位モデルに匹敵する高性能&高画質。
富士フイルムのカメラを使ってみたいという方の中には、必ずしも複雑なアナログダイヤル操作を望んでおらず、極力シンプルな操作で楽しみたいという方も多いかと思います。
そういう方々にとって、間違いなく最適な1台と言えるでしょう。

また、途中ご紹介したように、写真は見返した時に感じる印象も大事だと思います。
フィルムシミュレーションの色は旅行の思い出、家族、大切な人との大事な時間を振り返った時に懐かしさを強めてくれる、不思議な力があるのです。

スマートフォンが高性能化してきた今、カメラを使う理由って何かと考えたら、こういう不思議な力も一つの要素なんじゃないかなと思います。

操作も簡単で旅の荷物にもならず、最高にきれいな写真が撮れるX-S20。
是非、旅行やお出かけのお供に使ってみてはいかがでしょうか?
今回から新しく搭載されたVlogモードを使えば、旅先の動画記録もバッチリです!
進化したAF性能で自撮りをしても瞳AFがバッチリ良く効きますし、最大7.0段のボディ内手振れは伊達じゃない!
是非まずはレンタルでご利用ください。

https://www.apex106.com/fujifilm/digitalcamera/x-s20.php

https://www.apex106.com/fujifilm/x-lens/xf33mmf14-r-lm-wr.php

ABOUT ME
Coyote
テレビCMの元オフラインエディター。 映像機材のレンタル屋さんとして、映像に関する事はプロであれ!を信条に出来ることは何でも取り組んでます。 PENTAXを愛用して16年。 低シェア故に輝ける周りと被らない個性が大好き!
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