カメラ基礎講座

カメラのホワイトバランスを理解しよう

ホワイトバランスって使ってますか?

静止画や動画でも同じなのですが、撮影をする前に「白」のバランスを基準に色をあわせることで、画全体の色を決める大事な要素のひとつです。
スマホで普段何気なく撮ってる写真は、実はなにも考えなくてもカメラ側が勝手に白の基準を決めて、全体の色のバランスを決めてくれています。

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ホワイトバランスを使い分けよう

大体の人は細かい設定は気にせず、オートホワイトバランスを使用して撮影していると思います。オートホワイトバランスは、カメラ側がその場の光の当たる明るい場所の色を基準として決められるので、バランスのとれた写真になります。

例えば冬のイルミネーションを撮影したいとします。
オートホワイトバランスで撮ったものが左側。ホワイトバランスを「日陰」にした場合が右の写真です。
右の写真のほうが、温かみが出て実際に目で見たときの印象と同じような感覚があります。

今度は東京駅のライティングと、奥にそびえるビル郡の写真です。これも左側がオートホワイトバランス、右側が「蛍光灯」色にした場合の写真です。

都会のそびえ立つビル郡や、ひょうひょうとした感じを表現するにはやや青みがかかっているほうが雰囲気が伝わっていいかもしれません。

ホワイトバランス設定

メーカーによって名称が違ったり効果が多少変わったりするかもしれませんが、だいたいはどのカメラにも似たようなプリセットが備わっています。ただ機種によってもプリセットの種類は変わってきます。

キヤノン

EOS R6のプリセット

・オート
・太陽光(約5200K)
・日陰(約7000K)
・くもり(約6000K)
・白熱電球(約3200K)
・白色蛍光灯(約4000K)
・ストロボ
・マニュアル
・色温度(自分で決める)

マニュアルというのは、基準として合わせたい白色の壁や紙などを使ってカメラを向けて調整する作業をする際に使用します。動画撮影をする場合は同じ色味に調整したい場合に使用することがあります。

ニコン

Nikon Z6のプリセット

・オート
・自然光オート
・晴天
・曇天
・晴天日陰
・電球
・蛍光灯
・フラッシュ
・色温度設定
・プリセットマニュアル

ニコンは蛍光灯のホワイトバランス設定が細かく調整できます。

ソニー

Sony α7IVのプリセット

・オート
・太陽光
・日陰
・曇天
・電球
・蛍光灯:温白色
・蛍光灯:白色
・蛍光灯:昼白色
・蛍光灯:昼光色
・フラッシュ
・水中オート
・色温度/カラーフィルター
・カスタム1
・カスタム2
・カスタム3

ソニーは映画制作など業務用撮影機器として業界をリードしてきただけあって、「水中オート」や「色温度/カラーフィルター」などの設定は流石。自分で決められるカスタムプリセットを3つも保存しておくことができます。

どのメーカーでもできますが、プリセットの色味を自分好みに微調整することもできるので、その場の光景に合わせて調整するとこだわりのある撮影ができますよ。

色温度とは

光というものはそれぞれ色温度をもっています。その色温度ごとの色味を数値化したものを「ケルビン」と言い、数値が低いほど赤みが増し、高いほど青みが増します。

RAWで撮影

カメラの画質設定でJPGからRAW撮影に変更すると、撮影したあとからでもホワイトバランスを変更することができます。あとからレタッチなどをして、自分好みの作風に仕上げたい場合はRAW撮影がおすすめです。ただし容量が膨大になるので、それなりにSDカードの容量も必要になります。

ひとまず電球色と曇天だけは使いこなせるようになろう

あまり細かい設定をしてもよくわからないって人は、白熱電球と曇天のプリセットだけは状況にあわせて使い合わせてみると作風の幅も広がるかもしれません。

基本的にはオートホワイトバランスだけでもいい感じの写真が撮れます。でもホワイトバランスをいじることで写真の印象ががらっと変わりますので、ぜひ試してみて下さい。

ホワイトバランス変更作例

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