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DJI Osmo Pocket実機レビュー このサイズなのに3軸スタビライザー!?

ドローンやジンバルなど、多数の撮影機材を輩出しているDJIから、まったく新しいジンバルカメラ『Osmo Pocket』が登場しました。

外観チェック

2015年にジンバルカメラとして初めて「OSMO」をリリースしてから、約3年でこの手のひらサイズにまで小さくなったのは衝撃的です。
こんなに小さいのに、ジンバルカメラとして実用的! 4Kの60fpsでの動画撮影も可能で、簡単操作で初心者でも扱えます。

本体のインターフェーフェースはいたってシンプルで、1インチのタッチパネルスクリーンに、電源ボタンと、録画ボタンだけ。

重さはたったの116グラム。iPhoneよりも軽いから片手で持ってても全然疲れません

電源ボタンを長押しすることで、OSMO Pocketが起動します。

この起動時のカメラの挙動がまたかわいい

この画面はタッチパネルになっていて、右から左へスワイプすると、撮影メニューの選択画面になります。ここから静止画、動画、スローモーション、タイムラプス、パノラマ等の撮影方法を選択できます。

上から下へスワイプすると、設定メニューが表示されます。
設定メニューではバッテリー残量確認や、ジンバルのキャリブレーションなど、本機のシステム周りの仕様を変更することができます。

珍しい機能として、この小さい画面に映る比率を4:3か、16:9の画角に変更することができます。収録するサイズは変わりませんが、この画面内に映る視覚効果を変更することが可能です。

4:3と16:9とでは画角に収まる範囲が全然変わってくる

記録方法は本体のマイクロSDカードスロットがありますよ。※最大256GBまで

3つの撮影ジンバルタイプを使い分けよう

OSMO Pocketには3種類のジンバルタイプがあります。
被写体を追いかけながら撮影できる「フォロータイプ」

手を動かしても、ジンバルは一点を固定したまま動かない「固定タイプ」

カメラを向けた方向にジンバルも動く「FPVタイプ」

通常撮影する際は、フォローか、固定で撮影するのがいいかと思います。
自分撮りをする場合、自分の顔をジンバルに認識させてフォローさせることもできますよ。

スマホと接続する

OSMO Pocketはスマートフォンに接続することで、機能の拡張をすることができます。
スクリーン下にある本体のカバーを外すと、スマホと接続するためのアダプターを付け替えることができるようになります。

iPhoneと接続するためのLightningアダプタと、Androidスマートフォンなどと接続できるUSB-Cタイプのアダプタが付属しています。
ですがAndroidスマートフォンはUSB-Cタイプではない機種が多いため、お手元のスマートフォンを事前に確認しおく必要があります。
※スマホと接続しなくてもOSMO Pocketは使用できますが、機能が制限されます。

専用のアプリ「DJI mimo」をインストールしておこう

スマホで操作するためには、専用のアプリケーション(無料)が必要になります。

DJI Mimo

DJI Mimo

DJI無料posted withアプリーチ

アプリをインストールしておけば、OSMO Pocketを接続するだけで勝手にアプリが起動するので、すぐに動画を撮影することができそうです。

スマホの画面内にジンバル操作用のコントローラーも表示されるので、自由自在にコントロールできるようになります。

ちなみにOSMO Pocket単体では、この小さいスクリーンの右端をなぞると、上下の動きのみ動かすことが可能です。

試しに動画を撮ってみた

OSMO Pocketを持ちながら、動画を撮ってみました。
ぶらり散歩ロケとか、芸能人の方が手持ちで撮影したりするロケ番組などにはちょうどいいカメラなんじゃないかなと思います。

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