その他

一眼レフで、ライトペインティングを撮影してみよう

MV

今回は一眼カメラを使ってライトペインティングをやってみようと思います。

そもそもライトペインティングとは何か!

光を利用してカメラに向かって文字や絵をかくとその文字や絵が写真として残ります。
写真に残ると文字や絵が浮き上がり不思議な写真が撮れます。
長時間露光による撮影ということになるのですが、長時間露光の詳しい説明はこちらをご参照ください。

用意するもの

  • 一眼カメラ+レンズ+ストロボ
    今回はボディCanon EOS 5DsR、レンズ24-70F2.8Ⅱ、ストロボ580EXⅡを使用しました。
  • 光るもの
    今回はiPhone、ペンライト、レーザーポインター、LEDライトを使用
  • 三脚
  • 撮影者(今回は2人で撮影しています)

ポイント

暗闇での撮影がのぞましいです、明るいと文字が薄くなってしまったりします。
写真におさまる範囲を確認してから文字を書いたほうがいいです。
小道具があるとよりおもしろい写真が撮れます。

冒頭でのせました写真ですが[APEX]と書こうと思ったのですが[E]が逆になってしまいました。(スペル間違いはすみません。)
文字を書くときは鏡文字に気を付けて書きましょう!

それでは説明だけではわかりづらいのでいくつか私が撮ってみたものをあげたいと思います!

<文字のみ+レーザーポインター>

設定:バルブモード、露出時間38秒、F11、ISO 100、 フラッシュなし

細いレーザーポインターですと光が弱いので何度もなぞって書きました。
(ある程度光の強い物で書かないと文字が写真にうまくうつりません。)
これは暗い背景のテーブルの上で文字を書いて撮影しました。

<小道具+レーザーポインター2本(色違い)>

設定:バルブモード、露出時間30秒、F22、ISO 100、フラッシュなし
光がものに屈折して物の形に添った写真がとれるので浮き出ているような写真が撮れます。より浮き出た写真を撮るには、全体をゆっくりと均等にラインを書いていくことです。

<人+文字(iPhoneライト)>

設定:バルブモード、露出時間13秒、F22、ISO 400フラッシュあり

iPhoneのライトを使って文字を書いた後に、人も一緒にうつしたいときにはフラッシュをたきます。
文字を書き終わった後に、ピタっとポーズを決めてストロボを人全体に一回たきます。その時に少しでも動くと人がぶれて綺麗にうつすことができないので注意です。

<失敗例>

光が強すぎると書いた文字もうすれてしまいます。ポーズもバッチリきまっていないのでぶれてしまい透けてうつっています。

<☆+LEDライト>

設定:バルブモード、露出時間20秒、F11、ISO 100 フラッシュなし

ブルーのLEDライトで星を書きました。LED自体が明るいので人物がシルエットのようにうつります。これはこれでかっこいい写真が撮れるかとおもいます。

<虹+ペンライト(2本)>

設定:バルブモード、露出時間25秒、F2.8、ISO 100 フラッシュなし

2本のペンライトをうまく持って虹を書きたかったのですがなかなか難しかったです。
一回書いて、色を変えての繰り返しです。色を変えるときに少しでもずれるとぶれた写真になってしまいます。あまり早く動かしてしまうと発色が悪くなるので注意です。

<人+ペンライト(2本)>

設定:露出時間:10秒、F2.8、ISO 100 フラッシュあり

ペンライトの光が強すぎて人が先ほどよりもはっきりうつりませんでした。
虹も急いで書いたので少し発色が悪くなっています。

<ペンライトで遊ぶ>

渦巻の写真の方は、ゆっくりと均等に書いていくと綺麗な渦巻ができます。
これも少し早くなってしまうと途中で色味が変わってしまうので何回か練習が必要です。

まとめ

最近のカメラにはバルブ機能やマニュアル機能がついているので光るものひとつでおしゃれな写真が撮れます。

誰でも簡単に撮れるので、友人に向けてのメッセージなどをライトペインティングで表現してみると喜んでもらえるでしょう!
是非試してみてください!!

今回使った機材

レーザーポインター RX-6GN

LEDトロピカル VLG-2160S

canon EOS 5DsR

canon EF24-70mm F2.8L II USM

ストロボ 580EX Ⅱ

この記事もおすすめ